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ヒルガオ、かな? 06/07/17撮影 

 朝、咲いていましたけれど、ヒルガオかも。ヒルガオといえば、やはり、カトリーヌ・ドヌーブの映画『昼顔』を思い浮かべます。原作の文庫本を今でも持っています。
 「朝顔」と「夕顔」は、『源氏物語』の巻名でも有名です。特に、「夕顔」は、『源氏物語』によって格上げされて、「みやび」の世界に仲間入りしました。
 さて、では、日本文学での、「昼顔」は、どんな状況でしょうか。
 『歌枕歌ことば辞典増訂版』(片桐洋一 笠間書院1999年)の索引に、「ひるがほ」はありません。「和歌」の世界からは、縁遠い存在であったようです。
 次いで、『合本 俳句歳時記第三版』(角川書店1997年)を見ます。「夏」です。例句8句の中から、5句を抜き出しました。
昼顔に認めし紅の淋しさよ    松本たかし 
昼顔に積みおろす荷のみな墓石  有馬籌子
昼顔は摘まぬ花なり石の門    中村苑子
昼顔に廃(すた)れて巨(おほ)き鮭番屋 堀口星眠
昼顔や玉石据えし流人墓     那須乙郎   
 「淋しさ」「墓石」「摘まぬ花」「廃れて」「流人墓」という語句から、和歌の「雅(みやび)」とは対極にあるイメージを付けられてしまっていることが分かります。

昼顔や 朝にも咲くか つゆ知らず (by Komon) 〔536〕

  日本の歌を詠み、鑑賞するには、四季折々の自然を彩る動植物の知識が要ることを痛感します。自然を愛(め)でる、自分も自然の一部であるという気持ちですね。
 と申しますより、書物の世界だけでなく、自然に目を向けることも必要なのですね。デジカメを持って、外を歩きましょう。今まで目に入ってこなかった物が、目に入ってくるようになったのを実感しています。
by utaken06_2 | 2006-07-17 00:00 | 日々のうた | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from にじばぶの映画 at 2007-09-02 00:29
タイトル : 昼顔
『昼顔』(1967) 上映時間: 100分 製作国: フランス ジャンル: ドラマ/エロティック/アート 監督: ルイス・ブニュエル 原作: ジョセフ・ケッセル 脚本: ジャン=クロード・カリエール/ルイス・ブニュエル 撮影: サッシャ・ヴィエルニ出演: カトリーヌ・ドヌーヴ ジャン・ソレル ジュヌヴィエーヴ・パージュ ミシェル・ピッコリ フランソワーズ・ファビアン マーシャ・メリル ピエール・クレマンティ ......more
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